するとかなり多い確率で、「スティーリーダン」や「小田和正」という単語に出くわす。
「小田和正さんに弟・泰行さんの歌声が似ている」
…はっと我に返る。
「似ているのかも…」すると全ての謎が解けたように頭の中がクリアに成ってゆく。

まだおしめをしているアタシが巨大なヘッドフォンをして、真剣にオフコースの歌に聴き入っているなんて写真すら出てくるほどの、オフコースっ子だった!
小学低学年の頃、母を連れ、明らかにアタシの一回り以上のファンを掻き分け、コンサートに行った思い出もあり。同級生たちは「光GENJI」に熱を上げている中、アタシはオフコース。
なんとも渋いガキだ…
そんな訳でアタシの音楽ライフの核はオフコース(小田和正)で確立されている。
だからかぁ…こんなにキリンジに心揺れ動くのは…
勿論、キリンジの独自の歌詞の世界観や楽曲が好きなのだけれども。
「3つ子の魂100まで」なんて諺あるけど、培った感覚はこんなおばちゃんになっても健在なのね、と思い知らされた。
今度機会があれば、是非実験してみたいと思うのだが、人格形成に係わってくるので慎重にチョイスしたい。
(と、いう前に独身・子ナシなので、自分のこどもで実験するのはまだまだ先なのだが。)