2012年09月30日

【cinema】浮き雲

ukigumo.jpg


↑画像をクリックすると大きいイラストが見られます。


ただただ平坦なのに
いつまでも心に根強く残る。
そしてなんだかとっても愛おしくて、
ふとした瞬間に思い出す。

それがこの作品。

アキ・カウリスマキ監督が描く
フィンランドのごくごく普通の日常は
劇的なドラマはなく、
主人公たちも冴えないどこにでもいるような
普通の人たち。

しかもセリフも最小限。
過剰な演出もない。
説明的要素もない。

なのに登場人物たちにシンパシーを感じて
思わず自分の姿を投影したり、
愛おしくなってしまう。

特に主役の夫婦の姿は微笑ましい。
会話は一言二言なのに
その表情、空気感で
互いの静かな愛情が伝わってくる。

そして…
やはりアキ作品に欠かせない
看板女優カティ・オウティネンがいいんですよ。

失業、何をやってもうまくいかない状況、
でも慎ましやかに前を見て進む姿は
静かな感動を与えてます。

何をやってもうまくいかず
少し心が疲れている時、
ぜひ観てほしい作品です。


*ちなみに同監督作品『マッチ工場の少女』の感想はコチラ↓
http://aque.seesaa.net/category/993654-1.html


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「浮き雲」
失職した夫婦が苦節の末、希望を見いだすまでを、
簡潔ながら豊かなタッチで描いた一編。

製作国    フィンランド
初公開年月  1996年
監督     アキ・カウリスマキ
出演      トゥロ・パヤラ, カティ・オウティネン




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『ちちんぷいぷい★』
http://aquemeg.com



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posted by aque at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | cinema | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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