2015年02月19日

【cinema】おみおくりの作法


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人は死に向かって生きている。
その事実は恐ろしくて、みな目をそらす。

でも主人公のジョン・メイは毎日その現実に身を置き、
死者に至誠を尽くす。

死とは何か?生きるとは何か?
じっくり考えさせられる作品。

でももし、ジョン・メイが「おみおくり」をしてくれるなら
「死」への恐怖も少しは和らぐかもしれない。

◆おみおくりの作法
http://bitters.co.jp/omiokuri/



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2015年01月26日

【cinema】ビッグアイズ

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孤独をじっと見つめるビッグアイズの女。
饒舌に虚構をまくしたてるビッグマウスの男。
女は堅く口を閉じ、男は目をそらす。

そんな二人が織りなす嘘のような実話。

主人公マーガレットが絵(=自分)を奪われ、
益々孤独になって行く姿は痛ましい。
しかし彼女が描く淋しげな大きな瞳の奥に
揺るぎない”強さ”を見つけ出したとき、
彼女は大いなる一歩を踏み出す。

…自分の姿を投影して、涙、涙。。。
そして「強さ」とは何か、考えさせられた。
彼女のように奮い立てる勇気を私も持ちたい。

そんな風に思わせてくれる映画に出会えたことに感謝です。

◆ビッグアイズ
http://bigeyes.gaga.ne.jp/



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2013年02月09日

【cinema】それから

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相性のよい監督と俳優というものが存在する。
監督の世界を瞬時に理解し、見事に体現出来る俳優。
森田芳光監督と俳優・松田優作がそれである。

両者とも「静」の中の
(時に狂気にも似た)「動」を描くことに長けている。
かつて彼らがタッグを組んだ『家族ゲーム』
二人の息、いやむしろ映画への情熱・思想等が
ぴったりと合った作品であった。
あの主演はやはり松田優作でなければならないし、
監督も森田芳光でなければなりえなかっただろう。

さてそんな二人が再びタッグを組んだ作品。
『それから』

ここで驚くべきは二人の相性の良さにプラスして
原作者である夏目漱石との相性の良さである。

一見、淡々と進む物語。
しかし夏目漱石の描く「諦念」、無気力、
しかし人知れず燃える心の奥底、
そういったものを二人の映画人は見事に自分のものにしている。

表面では生きることに対して
無気力でうつろな目をしている
松田優作演じる主人公。
しかしその心は激しく揺れ動き、
もがき苦しみ悲鳴をあげている。

その心象風景を森田は見事に映像化している。

初めて主人公が想いを外にぶつけるシーン。
静かなのだ…が、
狂おしい程に観る者の心も掻きむしるのだ。

蛇足だが、
かつて『家族ゲーム』で家族全員で食事をとるシーンで
わざと横並びに座らせた。
言葉はあっても通い合わない家族を見事に描いたシーンだが
本作では主人公が想いを打ち明けるシーンで
お互いに目を伏せながらも、言葉につまりながらも
正面を向き合っているのだ。
「告白」の真摯さ、純粋さ、そして重大さが
観客側により伝わってくる。

それにしても、松田優作が39歳という若さでこの世を去り、
その後、二人のタッグが観られなかったこと、
それが悔やまれてならない。

森田監督自身、こう語っている。
「ぼくと優作はすごい。
組めば必ず傑作を作れる、
50歳でこんな作品、60歳でこう、と遥か先まで
予定を思い描いていたんだ。
ぼくはチームのエースを失ってしまった。」

その森田監督もこの世を去った今、
二人が残した名作が今なお鮮やかに心に焼き付く。
ぜひ一度手に取って頂きたい日本映画史に残る名作。


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「それから」
明治時代、実業家の息子で職につかず高等遊民の生活を送っている
長井大助(松田優作)は、学生時代の友人・平岡(小林薫)と再会。
平岡の妻・三千代(藤谷美和子)はかつて長井が愛しながら
身を引いていた女性であった。
やがて長井と三千代はお互いの想いが再燃していくのだが……。

製作国    日本
初公開年月  1985年
監督     森田芳光
出演      松田優作、藤谷美和子、小林薫





*あわせてコチラも*







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2013年01月04日

【cinema】スミス都へ行く

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理想や正義は通らない現実は
1939年の本作から全く変っていない。
しかし、笑われながらも、バカにされながらも
貫くその姿に心を動かされない人はいないはず。

本作が例えおとぎ話のようであっても
その核となる部分は熱い血が通っている。

理想を抱かずしてことは成し得ない。
私はやっぱり「最後に正義は勝つ」と信じたい。

政治に不審を抱き、理想を見いだすことの出来ない
現代にこそぜひ見て欲しい作品。



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「スミス都へ行く」
主人公スミスは田舎のボーイスカウトのリーダーだったが、
死亡した上院議員の代わりに、
政界に担ぎ出される。
純朴で理想に燃える若きスミスは
そこで政治の腐敗と単身対決することになる。
名匠キャプラが<アメリカの良心>を描く、
笑いと感動のヒューマン・ドラマの傑作。
主演は名優ジェームズ・スチュワート。

製作国    アメリカ
初公開年月  1939年
監督     フランク・キャプラ
出演      ジェームズ・ステュアート、ジーン・アーサー







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2012年10月28日

【cinema】薔薇の名前

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中世ヨーロッパのおどろおどろしさや怪しさ、
そして原作の重厚感・厳粛な雰囲気をそのままに
壮大な映像美で描いた映画史に残る名作。

お堅い歴史物・宗教物の面を残しつつ、
推理ドラマとして、また冒険劇としても
楽しめる作品。
中世版ホームズ&ワトソンといったところ。

また、渋カッコいいショーン・コネリー
演技派F・マーレイ・エイブラハム
競演が見物です。
それから…
一世を風靡した今ではお騒がせ俳優
クリスチャン・スレーターがかわいいです。
(その後のお騒がせが嘘のよう。。。)
グロテスクな映像の中に彼の存在は
アンバランスさを感じさせるのだけど
逆に目の保養になって、「暗」と「明」を楽しめます。

徹底した時代考証を元に作られた手抜きのない小道具、
美術、ロケーションを観るだけでも
一見の価値あり。

また、観賞後、
中世ヨーロッパ(特に宗教観とその矛盾)に
興味がわくこと間違いなしです!

(注)
生々しい性的な描写、グロテスクな映像があるので、
そうしたシーンが苦手な方にはおすすめできませんが。。。


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「薔薇の名前」
宗教裁判が激化している中世のヨーロッパで、
北イタリアの修道院での会議に
イギリスの修道士ウィリアムと、見習いのアドソが参加していた。
そこで不審な死を遂げた若い修道士の死の真相解明を任された二人が
謎を探るうちに、再び殺人事件が発生する・・・。


製作国    フランス・イタリア・西ドイツ
初公開年月  1986年
監督     ジャン・ジャック・アノー
出演      ショーン・コネリー、クリスチャン・スレーター、
F・マーレイ・エイブラハム





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2012年10月19日

【cinema】くたばれ!ハリウッド

kutabare.jpg


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「どんな話にも3つの側面がある。
相手の言い分、自分の言い分、そして真実。
誰も嘘などついていない。
共通の記憶は微妙に異なる」

---ロバート・エヴァンズ

と本人が宣言して始まる本作品。
エヴェンズの視点で語られる彼の半生は
きらびやかで羨望と尊敬のまなざしで見いってしまう。

しかし。あくまで彼のみの視点。
現実は分からない。

なのだが、彼の語り口は甘美で魅力に溢れていて、
嘘も誠も関係なくなる。
その彼の魅力と才能が多くの名作をこの世に送り出した所以だろう。

『ゴッド・ファーザー』
彼が生み出した名作の一つ。

多くの人がそうであるように
『ゴッド・ファーザー』=『コッポラ映画』と
ずっと思っていたけれど実はそうではない。

原作を見つけ出し育てたのは彼。
監督に新人のコッポラを推薦したのは彼。
そしてコッポラが最初に編集した
「完璧で一切変えない」と言い張る
2時間6分の試写を観て
「最低だ、君は大河ドラマを予告編にした、本編をもってこい!」と
怒鳴ってコッポラを怒らせ、
周囲を敵に回してまで2時間55分の長尺映画にさせたのも彼。
プロデューサーである彼の功績は大きい。

ただ、彼の存在は本作を観るまで
恥ずかしながら知らなかった。
なんだかんだ言って「映画」はどうしても
監督・俳優にスポットライトが当たりがちだ。

その現実がハリウッドに於ける
他の役割を担う映画人の後退を招いたのではと個人的に思う。
というのも、
最近のハリウッドのリメイクラッシュには
映画ファンの一人として怒りを覚えている。

他国でいい作品が出たらハリウッドですぐリメイク。
「うち(ハリウッド)で作り直した方が
いい作品になるぜ!」的な驕りを感じる。
技術力とネームバリューを過信し過ぎ。
他国の映画人への敬意も感じられない。

そんなハリウッドにエヴァンズの言葉を借りて
こう言いたい。
「いい脚本こそ映画の命」
その精神をハリウッドには思い出して欲しい。

………
エヴァンズ程のスター・プロデューサーは
今後出て来ないかもしれない。
(自信と胡散臭さはこの上ない!)
ただ彼の映画にかける情熱は
今後のハリウッドに根絶えることなく
受け継いでほしいと思う。

素晴らしい映画人生!

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「くたばれ!ハリウッド」
70年代、パラマウントに君臨した
カリスマプロデューサー
ロバート・エヴァンズが自ら書いた原作を
ドキュメンタリーとして映画化した作品。

製作国    アメリカ
初公開年月  2002年
監督     ブレット・モーゲン、ナネット・バースタイン
出演       ロバート・エヴァンズ、ジャック・ニコルソン、スコット・クレイン





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2012年10月17日

【cinema】フォロー・ミー

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男は建前を気にするばかりに
目の前の女の本当の姿を見ようとしない。
恋愛中は彼女の全てを愛していたのに、
「理想の妻」を求めてしまう。

女は本当の自分、自分の目に見えるすべてを
男に観て欲しいのに、一緒に感じて欲しいのに
私じゃない私を要求され、
二人でいてもひとりぼっち。

普遍のテーマであり、
重苦しい問題でもある。

でも一人の登場人物によって、
灰色の日常がカラフルに色づき、
大切なものに気づいてゆく。

その描写がなんとも温かくて
微笑ましいのだ。

若干荒唐無稽な展開に
「ありえない!」といってしまえばそれまで。

ただこの作品にはそれを感じさせない
作り手の優しさ、誠実さとユーモア。
そしてこの時代には確かにあった
観客側のそれらを包容する
ある種、大人の余裕があったのだと私は思う。

と、くどくど書きましたが、
私が愛して止まない、
1970年代のロンドンの町並み、
そして巧みな俳優陣、
ミア・ファローのキュートな演技、そして
探偵を演じるトポルのおとぼけっぷりと
優しいまなざし
…を観るだけでも一見の価値あり。

近年まで埋もれていた名作。
DVDが最近リリースされたばかりなので
ぜひこの秋にご覧頂ければ幸いです★




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「フォロー・ミー」
英国の上流階級出身で一流の公認会計士チャールズは、
気ままな旅行をしていた米国生まれのベリンダと知り合い、結婚。
しかし、「育ちの違い」なのか、二人の間はやがてギクシャクしていく。
約束の時間を守れず、家を空けてばかりのベリンダに
浮気を疑ったチャールズは素行調査を依頼。
探偵クリストフォルーがベリンダの尾行を始めるが、
ロンドンの街を彷徨う彼女の姿を見て
探偵はあることに気づくのだった。

製作国    イギリス・ドイツ
初公開年月  1972年
監督     キャロル・リード
出演      ミア・ファロー、トポル、マイケル・ジェイストン





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2012年10月09日

【cinema】パイレーツ・ロック

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1960年代のUKロック好きは絶対に観るべし!
音楽・友情・仲間、サイコ〜!

観終えたあと、スカッとする作品。
この時代のイギリスに生まれたかったなあ。


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「パイレーツ・ロック」
1960年代、まだイギリスに民放ラジオが存在せず
ポピュラーミュージックの放送が制限されていた時代に、
北海からロック音楽を流して人気を集めていた
「海賊ラジオ局」を取り巻く若者と政府を描く。

製作国    イギリス・ドイツ
初公開年月  2009年
監督     リチャード・カーティス
出演      フィリップ・シーモア・ホフマン, ビル・ナイ, リス・エヴァンス





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2012年09月30日

【cinema】浮き雲

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ただただ平坦なのに
いつまでも心に根強く残る。
そしてなんだかとっても愛おしくて、
ふとした瞬間に思い出す。

それがこの作品。

アキ・カウリスマキ監督が描く
フィンランドのごくごく普通の日常は
劇的なドラマはなく、
主人公たちも冴えないどこにでもいるような
普通の人たち。

しかもセリフも最小限。
過剰な演出もない。
説明的要素もない。

なのに登場人物たちにシンパシーを感じて
思わず自分の姿を投影したり、
愛おしくなってしまう。

特に主役の夫婦の姿は微笑ましい。
会話は一言二言なのに
その表情、空気感で
互いの静かな愛情が伝わってくる。

そして…
やはりアキ作品に欠かせない
看板女優カティ・オウティネンがいいんですよ。

失業、何をやってもうまくいかない状況、
でも慎ましやかに前を見て進む姿は
静かな感動を与えてます。

何をやってもうまくいかず
少し心が疲れている時、
ぜひ観てほしい作品です。


*ちなみに同監督作品『マッチ工場の少女』の感想はコチラ↓
http://aque.seesaa.net/category/993654-1.html


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「浮き雲」
失職した夫婦が苦節の末、希望を見いだすまでを、
簡潔ながら豊かなタッチで描いた一編。

製作国    フィンランド
初公開年月  1996年
監督     アキ・カウリスマキ
出演      トゥロ・パヤラ, カティ・オウティネン




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2012年09月09日

【cinema】オリエント急行殺人事件

orient_72.jpg


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「最上のミステリーは最上の人間ドラマ」

これは私にとってのミステリー作品の必要条件。

本作はまさにその条件を満たしている。
オリエント急行に乗り合わせた乗客たちの群像劇。
私は何度観ても終盤、泣いてしまいます。。。

もちろん今回の事件も
アガサ・クリスティ作品に欠かせない
伊達男・名探偵ポワロの
「灰色の脳細胞」が炸裂!

そして今はなき『オリエント急行』の
豪華絢爛さに負けないくらいの俳優陣。
シドニー・ルメットの凝った演出。
美術、音楽。。。
どれをとっても贅沢な一遍。

往年のスター達の競演、
ロケーションを観るだけでも一件の価値あり。

ちなみにTV版のポワロとその吹き替えが
個人的には一番だけど
アルバート・フィニー演じるポワロも
鼻持ちならない感じがたまりません。
当時30代の彼の素顔を忘れるくらいの老け役。
あっぱれです!
もっとフィニー=ポワロ、観てみたかったなぁ。。。




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「オリエント急行殺人事件」
カレーに向かう国際列車・オリエント急行に乗車していた
名探偵・ポワロが、列車内で起こった殺人事件の謎に迫る。

製作国    イギリス
初公開年月  1974年
監督     シドニー・ルメット
出演      アルバート・フィニー, ローレン・バコール,
イングリッド・バーグマン, ジャクリーン・ビセット,
ショーン・コネリー他




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2012年02月06日

【cinema】ロボジー

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先日、只今公開中の『ロボジー』を観てきました。

ロボットにじいちゃまだなんて!!
ウォーターボーイズの時もそうでしたが
矢口監督の発想には驚かされます。
ちょっぴりダメな人たちが
奇跡を起こす様子を描くのが本当にうまい監督です。

そして俳優陣がまたいいのです。
主役の五十嵐信次郎(ミッキー・カーチス)がまさにロボジーそのもの!
『ロカビリー三人男』の風格を持つ
かっこいいじいちゃん像はどこへやら。
おケツ出して、鼻毛抜いて…
そこら辺にいそうなじいさんを自然体で演じていて
むしろそれがカッコいい!

その他、吉高由里子の女優としての力量、存在感。
そして濱田岳、川合正悟、川島潤哉のトリオが
見事に化学反応を起こしています!

それにしても最近の邦画はコメディー映画が断然勢いがありますね。
笑いあり、涙あり…個人的にそういった作品が好きなので
すこしひいき目でもありますが。

日本に笑いを!少なくともaqueに笑いを!です。
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2011年03月01日

【cinema】幸せはシャンソニア劇場から

chansonia_72.jpg

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久々に映画のイラストを描きました☆

ちょっぴり悲しいのにHAPPYにしてくれる。。。
そんな映画が好きです。
『幸せはシャンソニア劇場から』はまさにそんな作品。

たくさんの登場人物が織りなす物語は
シャンソニア劇場で公演されるキラキラ輝く
ミュージカルのようには行かないけれど
様々な幸せの形を教えてくれます。

ちょっぴり落ち込んだ時にオススメの作品です。


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「幸せはシャンソニア劇場から」
1936年パリ。
下町の人々から愛されるミュージックホール・シャンソニア劇場は、
不況のあおりで不動産屋に取り上げられてしまう。
劇場の従業員・ピグワルは仲間と劇場を取り戻そうと、
美しいドゥースの歌声を頼りに再び公演を始めるが、
頼りの彼女もすぐに去ってしまい、
劇場は風前の灯火に…。
別れた妻の元に引き取られた
一人息子・ジョジョにも会うことも許されず、
沈むばかりのピグワルだったが、
ある日突然、歌姫として成功したドゥースが戻ってくると、
たちまち劇場に人があふれ、シャンソニアは見事に復活、
毎夜満員の華やかな舞台が繰り広げられる。
だが、順風満帆でみんなが浮かれる革命記念日の前夜、事件が起きた…。


製作国    フランス・ドイツ・チェコ
初公開年月  2008年
監督     クリストフ・バラティエ
出演      ピゴワル:ジェラール・ジュニョ他




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2009年09月06日

【cinema】雨に唄えば

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久々のUPです。。。
怠け癖は相も変わらずです。

さてさて。
ずっと観よう観ようと思ってなかなか観ていない映画が沢山ある。
その1本がこれ、『雨に唄えば』

ジーン・ケリーが雨の中で唄いながら踊るシーンは
CMや何かで目にしたことのある人は多いんじゃないでしょうか?
名シーンとして語り継がれるだけあって、
一度観たら忘れられないくらい美しくって楽しい1シーン。
溢れ出す喜びの感情をこれまで感動的に美しく表現できるなんて。
踊りと歌と、ミュージカル映画が光り輝いていた頃の金字塔。

映像技術が発達して、派手なアクションやCGを駆使している
ハリウッドにまたぜひこのようなHAPPYな気持ちにしてくれる
映画を作って欲しいと切に願ってしまう。

少し憂鬱に思っていた雨も愛おしくなってしまう
そんな魔法のような作品です。
まだ観てない人、ぜひ観てみて下さい。
そして雨の日、この歌を口ずさんでみて下さい。



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「雨に唄えば」
映画がトーキーに移り始めたころのハリウッド。
人気スターのドンは、相手役の女優リーナの悪声に愛想を尽かせていた。
そんなとき、かわいいコーラスガールのキャシーを知る。
キャシーはリーナの吹替えとなり、
リーナはキャシーを永遠に自分の声優にしようとする。
そんなスターのわがままを許す映画界だが…。

製作国    アメリカ
初公開年月  1959年
監督     ジーン・ケリー スタンリー・ドーネン
出演      ジーン・ケリー デビー・レイノルズ他




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2009年06月22日

【cinema】八日目

8day.jpg
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「運命的な出逢い」というのは人と人との出逢いだけではない。
音楽であったり、絵画であったり…様々。
今回紹介する映画『八日目』もそのひとつ。

学生の時、知人に誘われ映画館に足を運んだ。
今まで映画というと「ハリウッド」という
方程式があったアタシにとって
ほぼ初めてのヨーロッパ映画体験だった。

派手なアクションもなく、(当時は)見知らぬ俳優陣。
そんな本作品の最初のイメージは「静」であった。
でも次第にスクリーンに引き込まれゆき、
観終え、映画館を出た頃にはすっかり心奪われ、
見慣れた街の景色も変わって見えた。

それからというもの、ヨーロッパや中近東、
あらゆる世界の映画を見るようになった。
そんなきっかけを与えてくれた。

ジャコ・ヴァン・ドルマル監督の優しい視点、
生き物に対する愛情を感じる作品。
当時は知らなかった主人公役のダニエル・オートゥイユ
今では5本の指に入る程、大好きな俳優。

もし日常に息詰ったり、虚しさを感じたら、
ぜひジョルジュに逢いに本作品を観て欲しい。
「愛なくして人は生きられない」
そう、ジョルジュは教えてくれるはず。。。


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「八日目」
母に会うため施設を飛び出したダウン症の青年と、
仕事に明け暮れる毎日を過ごすサラリーマンがひょんなことから出会い
互いの人生が変化していく。
主演のダニエル・オートゥイユとパスカル・デュケンヌは、
そろって96年カンヌ映画祭男優賞を受賞した。

製作国    ベルギー/フランス
初公開年月  1996年
監督     ジャコ・ヴァン・ドルマル
出演      ダニエル・オートゥイユ アニー、パスカル・デュケンヌ他




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2008年07月30日

【cinema】バグダッド・カフェ

bagdadcafe.jpg
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ご無沙汰してます!
久々の日記更新です。(無精者ですみません。。。)

さて。
一度見ればもう十分な映画と
何度も見返したくなる映画がある。
今回ご紹介する『バグダッド・カフェ』は間違いなく後者。
先日、急にまた見たくなってレンタルビデオ屋に駆け込んだ。



砂漠に佇むさびれたモーテルに集まる
ちょっと風変わりな人々をただ淡々と描いた本作は、
ハリウッド映画のようなドキドキ・ハラハラや派手さはない。
しかし、スクリーンにゆったりと流れる時間を
気づかぬ間にモーテルの人々と分かち合ってゆく。
まるで自分も砂漠の『バグダッド・カフェ』にいるような感覚。

心地よい浮遊感と懐かしさが入り交じった切なさと。
いつまでもこの夢の世界で漂っていたいと切に願ってしまう。
だから何度となく、『バグダッド・カフェ』に訪れてしまうのだろう。

しばらくは劇中に流れる「コーリング・ユー」を聴いて
余韻に浸っていよう。


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「バグダッド・カフェ」
ラスベガス近郊のモハーベ砂漠に佇む
さびれたモーテル「バグダッド・カフェ」。
そこは日々の生活に疲れきったモーテルの女主人や、
日夜遊びに明け暮れる娘、売れない画家、
ピアノの弾けないピアニストなど、
心の乾いた人々が集う場所だった。
そこへやってきたのがドイツ人の
ジャスミン(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)。
彼女の出現は、徐々に周りを変えていく…。

製作国    西ドイツ
初公開年月  1987年
監督     パーシー・アドロン
出演      マリアンネ・ゼーゲブレヒト他



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2008年04月14日

【cinema】マッチ工場の少女

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先日、友人のイラストレーター・たけもとえりこちゃんと
十条にあるカフェ「cinecafe soto」さんに行ってきました。

sotoさんでは毎月映画上映を企画していて、
上映後は映画にちなんだお料理が出てくるというステキなカフェ。

今月はアキ・カウリスマキ「マッチ工場の少女」を上映。

アキ作品は以前から
「aque映画必見list」の上位にあがっていたものの
なかなか観る機会がなかったため未見。
なので今回はいいチャンス、
しかもお料理と映画のコラボというコンセプトに惹かれ
世田谷の我が家から北区十条と、はるばる東京横断したわけです。

さてさて。
映画は、予想通りaque好みの作品でした。
台詞がほとんどない。
大袈裟な演技もない。
余計な説明もない。
しかもHAPPY ENDじゃない。
主人公がとことん不幸で、その結末も暗いのに
清々しささえ感じる。
どこにでもいそうな冴えない主人公を演じる
アキ作品に欠かせない看板女優カティ・オウティネン
存在感、微妙な表情の変化ですべてを物語る演技は脱帽!
他のアキ作品もこれをきっかけに観ようと思います☆

そして、上映後はお待ちかねのお料理!
映画の中にちょこっと出てきた「ローストチキン」。
映画の登場人物たちと同じものを食べる
…なんだかとっても嬉しくて、美味しくって
贅沢な気分を味わいました。

また東京横断して行こう♪



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「マッチ工場の少女」
マッチ工場で働くイリス(カティ・オウティネン)。
同居している母親とその愛人は、
稼ぎも家事もイリスに頼りっきり。
気分転換にディスコに出かけても、誰ひとり声もかけてくれない。
ある日、思い切って派手なドレスを買った彼女は
家を飛び出してディスコに向かう。
そして初めてとある男性と一夜をともにするものの、
当然のように捨てられてしまう。
しかもその一度きりの関係で妊娠してしまう。
男からは堕ろすようにと小切手を送りつけられ、
家族からは邪険にされたイリスが最後にとった手段とは…

製作国    フィンランド
初公開年月  1990年
監督     アキ・カウリスマキ
出演      カティ・オウティネン他



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2008年02月27日

【cinema】ペネロピ

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先日、クリスティーナ・リッチ主演の
『ペネロピ』(3/1公開)の試写会に母と行ってきました。

映画の中での「女の子のコンプレックス克服法」って
主人公の前に王子様が現れて、自分を変身させてくれる…という
『マイフェアレディ』式なものが多いですが
この映画は違います。
主人公のペネロピが自分のコンプレックスに
自分自身の力で立ち向かい克服する姿は、
現代の女の子たちに勇気を与えてくれるはず。

可愛らしいおとぎ話のようなストーリーと映像もさることながら
主演のクリスティーナ・リッチのブタ鼻がこれまた可愛い!
そして相手役のジェームズ・マカヴォイが格好良くって
aqueはドキドキしっぱなし。。。

コンプレックスで悩んでいる乙女たち、必見ですよ☆


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「ペネロピ」
先祖が魔女にかけられた呪いで、
ブタの鼻と耳を持って生まれた令嬢ペネロピ。
永遠の愛を得られれば呪いが解けることから、
両親はなんとか結婚させて呪いを解こうと
お見合いを繰り返すが、
ペネロピの容姿を見ると、
お見合い相手はみな血相を変えて逃げ出してしまう。
そんななか、唯一姿を見ても逃げ出さなかったマックスと出会い、
惹かれ始めるが、またしても裏切られてしまう。
傷ついたペネロピは、自分の思い通りに生きることを決意し、
家を飛び出す。
果たして、ペネロピの呪いは解けるのだろうか…!?

上映時間   101分
製作国     イギリス/アメリカ
公開情報   劇場公開(東京テアトル=デスペラード)
初公開年月  2008年3月1日
監督     マーク・パランスキー
製作     リース・ウィザースプーン他
出演      クリスティナ・リッチ、ジェームズ・マカヴォイ
       リース・ウィザースプーン 他

公式サイト http://www.penelope-movie.com/

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2006年09月07日

HARD CANDY

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先日、ずっと気になっていた映画「HARD CANDY」を鑑賞。

赤ずきんを彷彿させる赤いパーカーを身にまとった
あどけない笑顔が印象的な14歳の少女と
売れっ子フォトグラファーの中年男性が
出会い系サイトで知り合いカフェではじめて出逢う。
男性は少女を自宅に誘い込み、罠を仕掛けたはずだった。
しかしオオカミの立場は逆転し、赤ずきんの罠にはまってしまう。
男性は意識を失い、目が覚めるとキッチン台に縛り付けられていた。

…となんともスリリングな内容。
天使の顔を持つ少女が男に制裁を加えるべく
狂気をむき出しにし、その残酷性は目をそらす程。
少女に運命を弄ばれる男の姿が哀れで
「そこまでしなくても…」と同情してしまう。
しかしその反面、赤ずきんちゃんに肩入れしてしまう
女性も多いのでは!?

何はともあれ、男性は心して見るべし!
きっとまともにスクリーンを見れないでしょう。。。
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2006年07月31日

In Her Shoes

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先日、妹にもらったDVD。
それが「イン・ハー・シューズ」
偶然にも「姉妹」のお話で、互いにコンプレックスを持った姉妹が
自分にピッタリの“靴”を見つけて、それぞれの道を歩いてゆく
…というストーリー。

特に「姉」「妹」がいる方は共感できる部分が多々あるのでは!?
アタシも自分と映画の主人公たちを重ね合わせて涙。

姉妹って特別な存在。
性質は同じなんだけど、タイプは決して違う。
aque姉妹の例をあげるなら、お互いに
「姉妹じゃなかったら絶対友達にはならないタイプだよね!」
と口を揃える。
でもアタシにとって妹はかけがえのない「親友」。
誰よりも包み隠さず、気取らず、本音でつきあえる「親友」。

小さい頃は「ひとりっこ」に憧れたこともあったけど、
妹がいて本当によかったって心から思う。
今、遠い異国の地「ニュージーランド」で一生懸命頑張っている
妹を思うとシスターシックだけど
(一緒に遊びたい!もっとおしゃべりしたい!)
「アタシも頑張らなくちゃなぁ〜」ってカツを入れられる。
これは頼りない姉からのラブレターだと思って受け取っておくれ。
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2006年03月27日

crash

ステキな映画に出逢うと目に映るすべてが輝いて見えるのは不思議。
先日「クラッシュ」を観た。
様々な人生が衝突し合い、思わぬ方向に進む。
触れあいのない時代。
しかし人は一人では生きてはゆけない。
そして善と悪に単純に分けられるものではなく、
正義のヒーローなんていない。
きっとこの映画を観て、不快感や怒りを感じる人もいるかもしれない。
しかしこの映画の登場人物の中にきっと自分自身を見つけ出すはず。
リアル。そして、現代の最高のおとぎ話。
絶望の中にも希望の芽を信じたい。

注:アタシは映画館で声を上げて泣きました。
この年で嗚咽して泣きました。
観に行く際は、ハンカチのご用意を!

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posted by aque at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | cinema | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする